2015年4月16日木曜日

お名入について -1.お名入で出来ること-

作家さんには、原稿用紙に名前を入れ自分専用の用紙としてお使いになる方もいらっしゃいます。満寿屋では丹羽文雄さんをはじめ、多くの方のお名入原稿用紙を作って参りました。

浅田次郎さんの原稿用紙

はじめは作家の方ばかりでしたが、ある雑誌で取り上げて頂いたことをきっかけに一般の方からも「私も自分の名前の入った原稿用紙を作りたい」というお声を頂くようになりました。

現在では作家の方の多くがパソコンで執筆されるようになったこともあり、むしろ一般の方からお名入のご注文を頂くことが多くなっております。

ご自分専用のものとしてはもちろん、父の日や母の日のプレゼントとして、またお辞めになる先生へ生徒一同からのご贈答用に、といったご用命も増えています。

原稿用紙、便箋、一筆箋へのお名入を承っておりますが、
 ・どのような名入が出来るのか
 ・どのような仕上がりになるのか
 ・どのような流れでオーダーするのか
といったことをよくご質問として頂きます。

ここでは少し詳しくお名入についてご説明したいと思います。(内容が長くなりますので、3回に分けてご説明します)

1.お名入で出来ること

満寿屋で言うお名入とは、原稿用紙、便箋、一筆箋の既製品をベースとして、罫線と同じ色でお名前等を印刷することを指します。(名前だけ後から印刷するのではなく、罫線と一緒に一から印刷致します)設定されている標準価格もこの内容で作られています。

ただしご希望によっては様々なご注文を承ることが出来、罫線のデザイン自体をお好みのものに変更することも可能ですし、印刷の色を既製品の中に無い色でご指定頂くことも可能です。しかしこれは別途追加料金が必要となりますので、ここでは省かせて頂きます。

先に申し上げました標準のお名入では罫線自体の変更は出来ませんが、紙の中のどこにどのようにお名前等を配置して頂いても結構です。

ご指定の場所に配置します
大きさも自由です

またデータや、実際に紙に書かれたものを頂戴出来れば、ロゴやご自筆のお名前を印刷することも問題ございません。お名前と座右の銘を入れた原稿用紙を作られる方もいらっしゃいます。

どうぞお気に入りの原稿用紙(便箋)に仕上げて下さい。

原稿用紙のお名入、便箋・一筆箋のお名入の価格は次の表の通りとなります。
(価格表は消費税別の価格となっております)



いずれも初回のみ版代を頂戴致します。後に同じ内容にてリピートオーダーを頂いた場合には、初回にお作りした版を再利用出来ますので、2回目以降版代は頂きません。

「リピートオーダーでは名前の他にロゴを追加したい」というような、新たに版を作らなければならない場合には、その分の版代が必要となります。

2.オーダーの流れ」に続きます。

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