先月記事にした段階ではまだ自作の工程で、詳しい内容には触れませんでした。
ご興味ある方がどれくらいいらっしゃるか分かりませんが、一応私なりのこの手帳の使い方等を書かせて頂きたいと思います。
自作した今年用の手帳 |
まず、この手帳の構成についてです。
以前の記事でも申し上げましたが、私はこれまで手帳をあまり上手に使いこなせませんでした。
その原因の一つと思われるのが「見た目をキレイに書き込む」ことに疲れてしまう、ということです。誰に見せる訳でもないのに、いろいろな項目をキレイに書くことに対し必要以上に意識が行っていたのでしょう。
そうならないために、「手帳はあくまで自分が分かれば良いんだ」と割り切って使ってみることにしました。(後で見た時に、読めないほどグチャグチャというのは困りますが)
そこで、手軽に使っていけることの邪魔になる要素は排除し、手帳としての機能は3つだけに限定してみました。それが下記の3つです。
1.マンスリータイプのスケジュール欄
2.ToDo管理
3.メモ(ノート)
マンスリーとToDo用のフォーマット |
以前はよくウィークリータイプの手帳を選んでいました。
しかし持て余してしまうことが多く、私の場合はマンスリーで1ヶ月が見渡せる方が合っていると考えました。
また手書きで線を引きますので、ウィークリーのページを一年分作るのはとても大変です。早々に却下しました。
マンスリーのマスの中には、日付だけ記入しています。(祝日の場合は何の日かも書いています)
ひと月は日数と曜日の関係で4週になることもあれば5週になることもあります。どのような場合でも対応出来るよう、縦は6マスにし、余った部分はメモ欄に当てました。
万年筆で書いたマンスリーのスケジュール欄 |
マンスリーの後には、ToDoを書き込めるページを作りました。見開きで半月分です。
外出や時間のかかる予定がある場合には、あらかじめその日の欄に書いておきます。空いたスペースにやるべきことを書いていき、終わったらチェックボックスにレを入れるといった一般的な使い方をしています。
ToDo管理用のページ |
終わったらチェックを入れる |
ToDoの後はメモ(ノート)ページです。
もともと無地のノートですので、自由にメモを書き込むために使う予定でした。
しかし、何も考えずに一年間このスペースにメモを書き続けていくと、限られたページですので途中で使い切ってしまう可能性があります。
そのため、別途「何でも帳」的なノートを一緒に持ってみることにしました。選んだのはツバメノートのA5サイズ、「H40S」です。
「MONOKAKIじゃないの?」と言われそうですが、ツバメさんのノートはもともと好きですし、持ち運び時の厚み等を考えて現在のところこちらを使っています。
リヒトのバッグインバッグに入れて 持ち運んでいます |
次に、使い方ではなく見た目の部分についてです。
完全に自己満足の世界ですが、『月』の印字にナンバリングマシンを使ってみました。
あまり器用ではないので、ページによって位置がずれたりしましたが、気にせず楽しくガチャガチャと押していきました。
ライオン事務器のD-51 |
『月』の印字に使用 |
昔から会社にあったナンバリングマシン(ライオン事務器のD-51)ですが、最近ではほとんど仕事で使うことがなくなりました。私はこうしてたまに遊びで使っています。
印字される数字に味があると思いますし、機械的なもの自体が個人的に好きです。
ゴム印とはだいぶ違った感触です |
最後に、記入に使う筆記具です。
最初は私の好きな万年筆、もしくは予定に変更が出た場合書き直せるシャーペンを候補にしていました。
パーカーの万年筆(75)と ロットリングのシャーペン |
しかし、視認性の点から色分けをして使う場合にはどちらも不利ですし、何本も持ち歩くのは煩わしく、また使い分けが億劫になる可能性もあります。
結局、ラミーの4色ボールペンを使うことにしました。
ただ、純正のリフィルの書き味が苦手なので、三菱鉛筆のジェットストリームに入れ替えてあります。
細かく書けるよう、ブラック・ブルー・レッドのそれぞれ0.5mmです。
グリーンのリフィルは販売されていないので、そこにはステッドラーの蛍光オレンジを入れています。(蛍光オレンジはほとんど使っていませんが。。)
ジェットストリームは滑らかに書けるので良いですね。
このボールペンは数年前から使っており、いろいろなリフィルを試しましたが、今後しばらくはジェットストリームに落ち着きそうです。
ラミーの4色ボールペンに ジェットストリームを |
それから、使い勝手を良くするために付箋を使おうと考えていましたが、いざ探してみるとなかなか「これ」というものを絞ることが出来ません。自分にとって使いやすそうなものに出会ったときに使ってみたいと思います。
個人的なお話を長々と書いてしまいました。
また使っていくうちに変化があるかも知れませんので、このような自作手帳についての記事が皆様のご参考になるか分かりませんが、いずれ機会を見つけて「その後.2」も書いてみたいと思います。
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■ http://www.asakusa-masuya.co.jp/
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