2013年2月19日火曜日

私にとっての「手書き」 (前編)

私は仕事において、いろいろな場面でパソコンを活用しています。

・原稿用紙や便箋の版の作成
・パンフレットやPOPの作成
・インターネットでの情報収集
・メール
・HPやブログの更新 などなど

現在の仕事を進めるにあたって、
パソコンは欠かせない道具であると言っても過言ではありません。


では全ての仕事がパソコンだけで済んでしまうでしょうか。
私の場合、絶対にそれはあり得ません。

「手書き」と「パソコン」は、
私の中で全く別の役割を担い両立しているからです。

私は常々、
「手書き」は頭の中に持っているイメージや思いを具体的な形に出力すること、
「パソコン」を使ってする仕事はそれを見栄えの良い形態に整える(仕上げる)作業、と考えています。

わざわざ手書きをして遠回りせずとも、直接パソコンで形にすれば良いじゃないか、と思われる方もいらっしゃるでしょう。
ただ、私の場合はどうもそうはいかないのです。


例えばパンフレットを作成する場合、最終的にパソコンでデータを作るのですから、最初から画面に向かうのが普通に考えれば恐らく一番仕上がりが早いでしょう。

しかし、頭の中で詳細な設計図が完成しているならともかく、まだぼんやりとしたイメージの状態の段階からパソコンに向かってしまうのは、私の場合かえって仕上げるまで時間がかかってしまうことが多いのです。


頭の中の断片的なイメージを、絵なども使って紙に書き出し、それを見ながら、ああでもないこうでもないとまたイメージを膨らませ良い形にまとめていく。
その方が最後のパソコンでの作業がスムーズに進む気がします。

私にとって、
パソコンを活用する前の段階で「手書き」をすることは、不可欠なプロセスなのです。

(後編)に続きます。

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