2012年11月16日金曜日

満寿屋について

さて、このMONOKAKI BLOG(読み:モノカキブログ)は、満寿屋の公式ブログです。

今回は肝心の「満寿屋とは?」ということについてご紹介したいと思います。
ホームページの内容と重なる部分もありますが、気にせず書かせて頂きます!

満寿屋(読み:ますや)とは、一言で申しますと、原稿用紙の製造から始まった紙製品ブランドです。

満寿屋の原稿用紙

元々の商売は贈答用の砂糖袋等の包装資材製造・販売で、創業は明治15年。
後に満寿屋の代名詞ともなる原稿用紙の製造を始めたのは、三代目の川口ヒロ(私の祖母)でした。正確な記録は残っていないのですが、恐らく戦前頃だったと思います。

戦後頃の社屋

作家の丹羽文雄先生から直接依頼を受けたヒロが、悪戦苦闘しながら形にした原稿用紙。徐々に作家の先生方の間で広がり、評判を生むようになりました。
そんな中、第一次オイルショックの苦境を機に、ヒロと現在の社長・川口誠(四代目、私の父)とで開発したのが、万年筆での筆記を想定した『書くための紙』、満寿屋のクリーム紙です。

生前の川口ヒロ

おかげさまで、インク適性の良さと書きやすさでご好評を頂き、現在も変わらぬ品質で親しまれております。
パソコン全盛で、原稿用紙の用途もかなり限られてきている昨今、満寿屋では少しずつ商品ラインナップの幅を広げています。書きやすいこのクリーム紙をベースに、一筆箋代わりに使えるミニ原稿用紙やノート、新しいコンセプトの便箋・封筒等々。
あくまでも手書きを前提とした商品たちです。

満寿屋のノート・MONOKAKI

この『手書き』というキーワードと、満寿屋に関連する事柄を中心に、次回以降もこのMONOKAKI BLOGを綴っていきたいと考えています。

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 ■ http://www.asakusa-masuya.co.jp/

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